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第10章 MCP接続

いよいよ応用編の最後、外部ツールとの連携です。 MCP を使うと、Claude Code が Notion やカレンダーなどの 外部サービスを直接操作できるようになります。

動画:Notion・カレンダーと接続して使ってみる

🎯 この章のゴール

  • MCP が何かを理解する
  • Claude Code を外部サービス(例:Notion)と接続できる
  • 接続したツールを使って、実務タスクを1つ実行できる

⏱ 所要時間の目安

約50分

📖 覚える言葉

言葉やさしい意味
MCP(エムシーピー)Claude Code と外部サービスをつなぐ「共通の差し込み口」の規格
コネクタ / MCPサーバー接続先サービスごとの「つなぎ役」(Notion用、カレンダー用…)
認証(連携許可)外部サービスに「Claude Code がアクセスしてOK」と許可すること
MCP を一言でいうと

「Claude Code に、外部ツールを操作する“手”を生やす仕組み」 です。 つなぐと、コピペで持ってこなくても、Claude が直接そのサービスを読み書きできます。


1. つなぐと何ができる?

たとえば、次のようなお願いができるようになります。

  • 📓 Notion:「今日の議事録を Notion の議事録ページに追加して」
  • 📅 カレンダー:「来週の予定を一覧にして」
  • 🗃 そのほか、社内で許可された各種ツール

これまでは「コピペで持ってきて、貼り付けて…」という手間が必要でしたが、それが不要になります。

つなぐ前に必ず読んでください

MCP は便利ですが、信頼できる接続先だけにつなぎましょう。


2. いちばんかんたんな方法:claude.ai の「コネクタ」を使う

実は、サブスク(Pro / Max)でログインしている人は、いちばんラクな方法がありますclaude.ai の画面でコネクタを追加すると、そのまま Claude Code でも使えるのです。

手順

  1. ブラウザで claude.ai/directory を開く(審査済みの接続先一覧)

  2. 使いたいサービス(例:Notion)を選んで 接続(Connect) し、画面の案内でログイン・許可する

  3. Claude Code に戻り、入力欄で次を実行

    /mcp
  4. 一覧に Notion が出ていれば、もう使えます 🎉

/mcp で接続中のサービスと状態を確認した画面
※イメージ/mcp で接続中のサービスと状態を確認した画面
出典[9] Wikimedia Commons / MIT(仮・後で差し替え予定)
この方法のいいところ

ターミナルでコマンドを打つ必要がありません。 画面のボタン操作で完結するので、初心者に一番おすすめです。 (Team / Enterprise では、管理者だけが接続先を追加できる場合があります)


3. コマンドで接続する方法(もう一つのやり方)

コマンドで直接つなぐこともできます。こちらは ターミナル(PowerShell) で実行します(claude を起動する前の画面です)。

例として Notion につなぐコマンド:

claude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcp

そのあと、Claude Code を起動して、中で認証します。

/mcp

/mcp を実行すると、認証が必要なサービスは ブラウザが開いてログイン画面になります。ログインして許可すると、接続完了です。

ブラウザが開かないときは

表示された URL をコピーして、自分でブラウザに貼り付けてください。 認証の鍵は安全に保管され、次回からは自動で使えます。


4. ちゃんとつながったか確認する

  • Claude Code の中で /mcp … 接続中のサービスと状態が一覧で見られます
  • ターミナルで claude mcp list … 設定済みのサービス一覧が見られます

接続できたら、さっそく使ってみましょう。

Notion に「6/3 打ち合わせ議事録」というページを作って、
さっきの議事録の内容を書き込んでください。

ファイルのときと同じく、実行前に許可を求められます。内容を確認して許可しましょう。


5. 接続をやめる・鍵を取り消す

  • 使わなくなった接続は、/mcp のメニューから 「Clear authentication(認証を取り消す)」 で解除できます
  • ターミナルからは claude mcp remove 名前(例:claude mcp remove notion)で削除できます

✏️ やってみよう

  1. 会社で 許可された接続先を1つ選ぶ(Notion など)
  2. 「claude.ai のコネクタ」または「コマンド」で接続する
  3. /mcp で接続を確認する
  4. 接続先を使うお願いを1つ実行してみる(ページ作成・予定確認など)

✅ チェックリスト

  • MCP が何か、自分の言葉で説明できる
  • 外部ツールを1つ接続できた
  • /mcp で接続を確認できた
  • 接続先を使ってタスクを1つ実行できた

❓ つまずいたら

  • 「認証で止まる/ログイン画面に戻れない」 → 表示された URL を手動でブラウザに貼り付け。/status でログイン方法(サブスクか)も確認(トラブルシューティング)。
  • /mcp にコネクタが出ない」 → サブスク(Claude.ai)でログインしているか確認してください。API キーでのログイン中は claude.ai のコネクタは出ません。
  • 「どのツールをつないでいいか分からない」 → 必ず社内の承認リスト/情シスに確認を(チーム導入と運用)。

これで応用編は修了です! おつかれさまでした。 次は チーム導入と運用 へ進み、チーム全体に安全に広げる方法を見ていきましょう。