第11章 動画生成
言葉や画像から、短い動画クリップ を作れる時代になりました。 まだ発展途上の分野ですが、「何ができて、何が苦手か」を知れば、十分役立ちます。
▶動画:動画生成をやってみる(準備中)
🎯 この章のゴール
- 動画生成AIで何ができるかを理解し、短い動画を作れる
- 現状の限界(長さ・整合性)と注意点がわかる
⏱ 所要時間の目安
約30分
📖 覚える言葉
| 言葉 | やさしい意味 |
|---|---|
| テキスト→動画(text-to-video) | 言葉で指示して短い動画を作る仕組み |
| 画像→動画(image-to-video) | 静止画を動かして動画にする使い方 |
1. 何ができる?
| 用途 | 例 |
|---|---|
| 📱 SNS素材 | 数秒のショート動画・告知クリップ |
| 🛍 商品紹介 | 商品の雰囲気を伝える短い映像 |
| 🎬 絵コンテ代わり | 企画イメージの“動く下書き” |
| 🖼 静止画を動かす | 1枚の画像にゆっくり動きをつける |
代表的なサービスは 第4章 の Sora / Runway / Pika などです。
2. 動画プロンプトのコツ
| 要素 | 例 |
|---|---|
| シーン(何が起きる) | 海辺をゆっくり歩く犬 |
| カメラの動き | ゆっくり右へパン、寄っていく |
| 雰囲気・画風 | 朝の柔らかい光、シネマ風 |
| 長さ | 5秒程度 |
指示文の例(コピペ)
商品紹介用の短いクリップを作ってください。
内容:木のテーブルに置かれたコーヒーカップ、湯気が立っている。
カメラ:ゆっくり寄っていく。雰囲気:朝の柔らかい光、温かい印象。長さ:5秒。
3. 現状の“限界”を知っておく
まだ苦手なこと
- 長い動画は苦手(数秒〜十数秒が中心)
- 人物の一貫性(同じ人がカットごとに変わる)
- 手の指・文字 が崩れやすい
- 思った動きにならないことも多い → 何本か作って選ぶ
だからこそ、いまは 「完成映像」より「イメージ出し・たたき台」 に向いています。
4. 著作権・肖像・音の注意
仕事で使う前に確認
- 商用利用の可否 はサービスの規約を確認
- 実在の人物・有名キャラクター を勝手に登場させない
- 動画に音楽・ナレーションを足すときは、その素材の権利も確認
- 会社のルール(第14章 安全に使う)も確認
✏️ やってみよう(演習)
- 5秒程度の短いクリップを、シーン+カメラの動き+雰囲気 を指定して作る
- うまくいかなければ、指示を具体化してもう一度
- 使う前に、そのサービスの 商用利用の可否 を確認する
✅ チェックリスト
- 短い動画を1本生成できた
- 現状の限界(長さ・一貫性)を理解した
- 権利・商用利用の注意を理解した
❓ つまずいたら
- 思った動きにならない → シーンとカメラの動きを具体的に指定
- 品質が安定しない → 何本か作って良いものを選ぶ
次は 音声・ボイス生成 へ進みましょう。