第7章 実践①:書く・直す・要約する
ここからは実践編です。まずは生成AIの いちばん得意な「文章まわり」 から。 お使いのチャットAI(ChatGPT / Claude / Gemini など)を開いて、一緒に手を動かしましょう。
▶動画:文章作成・要約の実演(準備中)
🎯 この章のゴール
- メール・文章・議事録の 下書きや要約 を生成AIで作れる
- 「下書きはAI、仕上げは人」の流れを体験する
⏱ 所要時間の目安
約30分
準備
チャットAIを1つ開いておきましょう(まだなら 第4章 を参照)。 ここで紹介する指示文は、そのままコピペ して使えます。
実践A:箇条書きメモ → 丁寧なビジネスメール
雑なメモから、送れる形のメールを作ってもらいます。
指示文(コピペ)
次の要点をもとに、取引先向けの丁寧なビジネスメールを作成してください。
件名も付けてください。
要点:
・先日の打ち合わせのお礼
・見積書を今週中に送る
・次回の打ち合わせは来週の水曜午後を希望
こんな結果になります(イメージ)
件名:先日の打ち合わせの御礼と今後の進め方について 〇〇株式会社 〇〇様 平素より大変お世話になっております。…(丁寧な本文)…
さらに調整
「もっと短く」→「3文で」、「やわらかい雰囲気で」など、追加で注文すると整います。
実践B:長い文章 → 3行要約
会議の長いメモや記事を、パッと読める形にします。
指示文(コピペ)
次の文章を、社内共有用に「結論 → 理由 → 次のアクション」の順で、
合計5行以内に要約してください。
(ここに、要約したい文章を貼り付け)
使いどころ
- 長いメールスレッドの要点出し
- 記事・資料の下読み
- 会議メモの整理
実践C:打ち合わせメモ → 議事録に整形
バラバラのメモを、決まった形の議事録にします。
指示文(コピペ)
次のメモを、社内向けの議事録に整えてください。
形式は「会議名・日時・出席者/決定事項/宿題(担当・期限)/次回予定」で、
箇条書きにしてください。
(ここにメモを貼り付け)
毎回使うなら
この指示を毎回打つのが面倒になったら、 Claude Code講座 の エージェント や コマンド にすると、ワンタッチで呼び出せます。
実践D:文章の校正・トーン調整
すでにある文章を、読みやすく整えます。
指示文(コピペ)
次の文章を、です・ます調に統一し、誤字脱字を直してください。
専門用語はやさしく言い換え、変更したところも教えてください。
(ここに文章を貼り付け)
最後に:必ず人の目で確認
送る前にチェック
AIが作った文章は、日付・人名・金額・固有名詞 が正しいか必ず確認しましょう。 特に 社外に送るメール は、そのまま送らず一度読み返してください。
✏️ やってみよう(演習)
- 実際の業務メールを1通、実践A の手順で下書きさせて仕上げる
- 長めの資料やメールを1つ、実践B で3〜5行に要約する
- 気に入った指示文を「定番プロンプト」として保存する
✅ チェックリスト
- メールの下書きを作って仕上げられた
- 長文を要約できた
- 送信前チェックの習慣を意識できた
❓ つまずいたら
- 思った文体にならない → 「です・ます調で」「200字以内で」など条件を足す
- 内容がずれる → 元のメモ・文章を、省略せずに貼り付ける
次は 実践②:調べる・翻訳する へ進みましょう。