第8章 実践②:調べる・考える・翻訳する
生成AIは「調べ物の相棒」「考えごとの壁打ち相手」「翻訳係」としても優秀です。 ただし 調べ物には“裏取り”が必要 という大事なルールも、ここで身につけましょう。
▶動画:リサーチ・壁打ち・翻訳の実演(準備中)
🎯 この章のゴール
- 調べ物・アイデアの壁打ち・翻訳に生成AIを使える
- 調べ物では「裏取り(事実確認)」が必要なことを体で覚える
⏱ 所要時間の目安
約30分
実践A:テーマの要点を整理してもらう
あるテーマについて、頭を整理する“たたき台”を作ってもらいます。
指示文(コピペ)
「社内で生成AIを使うときの注意点」について、初心者にも分かるように、
重要なポイントを5つ、それぞれ1〜2文の説明つきで挙げてください。
ここで超重要:裏取り
AIの答えは “仮説” だと思ってください。 事実・数字・固有名詞は、必ず公式サイトや一次情報で確認 しましょう(第5章 の「なぜ間違えるか」を思い出して)。
出典を聞くテク
「それぞれの根拠や出典も教えて」と頼むと確認しやすくなります。 ただし、AIは出典自体をでっち上げることもあるので、リンク先を必ず自分で開いて確認 します。
実践B:アイデアの壁打ち
一人で悩むより、AIに相手をしてもらうと考えが進みます。
指示文(コピペ:アイデア出し)
20代向けの新しいお弁当サービスの名前を、理由つきで10個提案してください。
覚えやすく、親しみやすい雰囲気でお願いします。
指示文(コピペ:賛否の整理)
「週1回の在宅勤務を導入する」案について、
メリットとデメリットを、それぞれ5つずつ表にまとめてください。
壁打ちのコツ
「もっと尖ったアイデアも」「逆の立場の意見は?」など、視点を変えて追加注文 すると、考えが深まります。
実践C:翻訳・言い換え
自然な翻訳や、相手に合わせた言い換えが得意です。
指示文(コピペ:翻訳)
次の日本語を、ビジネスで使える自然な英語に翻訳してください。
丁寧すぎず、失礼でもないトーンでお願いします。
(ここに日本語を貼り付け)
指示文(コピペ:やさしく言い換え)
次の文章を、専門知識のない人にも分かるように、やさしい言葉で書き直してください。
(ここに文章を貼り付け)
最新情報を調べたいときは
“最新”はAIの苦手分野
✏️ やってみよう(演習)
- 気になるテーマで「賛成・反対の両論」を出させ、1つだけ自分で事実確認する
- 短い日本語を英語に翻訳させ、さらに「もっとカジュアルに」と注文してみる
- 「AIの答えがちょっと怪しかった例」をメモしておく(裏取りの感覚づくり)
✅ チェックリスト
- 壁打ちで自分の考えを整理できた
- 翻訳・言い換えができた
- 「答えは仮説、裏取りが必要」を理解した
❓ つまずいたら
- 答えが本当か不安 → それで正解です。必ず一次情報で確認 する習慣を。
- 翻訳が固い/くだけすぎ → 「トーン」を具体的に指定し直す
次は 実践③:データを整理する へ進みましょう。