第10章 画像生成
ここからは「作品づくり」編です。まずは画像生成。 言葉で指示するだけ で、資料の挿絵やアイキャッチ、アイデアスケッチが作れます。
▶動画:画像生成をやってみる(準備中)
🎯 この章のゴール
- 画像生成AIで、資料用のイラストやイメージを作れる
- 著作権・商用利用の注意点がわかる
⏱ 所要時間の目安
約30分
📖 覚える言葉
| 言葉 | やさしい意味 |
|---|---|
| テキスト→画像(text-to-image) | 言葉で指示して画像を作る仕組み |
| 参照画像 | 元になる画像を渡して、似た雰囲気を作る使い方 |
1. 何ができる?
| 用途 | 例 |
|---|---|
| 📑 資料の挿絵 | 説明スライドのイメージ画像 |
| 🖼 アイキャッチ | ブログ・社内報のトップ画像 |
| ✏️ アイデアスケッチ | 商品やレイアウトのイメージ出し |
| 🎯 バナー案 | 告知バナーのたたき台 |
代表的なサービスは 第4章 で紹介した DALL·E / Midjourney / Stable Diffusion 系 / Adobe Firefly などです。
2. 画像プロンプトの組み立て方
画像の指示は、次の要素を 足し算 すると思い通りに近づきます。
| 要素 | 例 |
|---|---|
| 何を(被写体) | コーヒーカップ、笑顔の会社員 |
| どんな画風(スタイル) | 水彩風、写真風、フラットなイラスト |
| 構図・アングル | 真上から、横から、アップ |
| 色・雰囲気 | やさしい色合い、明るい、シンプル |
| 用途・サイズ | 横長のバナー用、正方形 |
指示文の例(コピペ)
ブログのアイキャッチ用に、横長の画像を作ってください。
内容:ノートパソコンの前で笑顔の会社員。
画風:明るくシンプルなフラットイラスト。やさしい色合い。文字は入れないで。
文字入れは苦手
画像生成AIは、画像の中の文字(ロゴや日本語)が崩れがち です。 タイトル文字は、生成後に自分でかぶせるのがきれいに仕上がります。
3. うまくいかないときの調整
- イメージと違う → 画風・色・構図・用途 を具体的に足す
- 余計なものが写る → 「〇〇は入れないで」と除外を指定
- 形が変 → 別の画風にする、何枚か作って良いものを選ぶ
何枚か作るのが普通
1回で完璧は狙わず、数パターン作って選ぶ のがコツです。
4. 著作権・商用利用の注意(大切)
仕事で使う前に確認
- 商用利用できるか はサービスごとに規約が違います。必ず利用規約を確認してください。
- 実在の人物・有名キャラクター・企業ロゴ をそっくり作るのは権利侵害になり得ます。
- 既存の作品に似すぎた画像にも注意。
- 会社のルール(第14章 安全に使う)も確認しましょう。
商用なら“商用前提”のサービスも
商用利用を重視するなら、その点に配慮した設計のサービス(例:Adobe Firefly)を選ぶ、という考え方もあります(最新の条件は各公式で確認)。
✏️ やってみよう(演習)
- 自分の資料に使う挿絵を1枚、被写体+画風+色+用途 を指定して作る
- 「〇〇は入れないで」と除外指定して、もう一度作る
- 使う前に、そのサービスの 商用利用の可否 を確認する
✅ チェックリスト
- 画像を1枚生成できた
- 指示の要素(被写体・画風・色・用途)を意識できた
- 商用利用・権利の注意を理解した
❓ つまずいたら
- イメージと違う → 画風・色・構図・用途を具体的に書き足す
- 文字が崩れる → 文字は入れず、あとから自分で重ねる
次は 動画生成 へ進みましょう。