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第7章 実践:はじめてのタスク

ここでは、実際の業務に近い作業を 最初から最後まで やってみます。 題材は 「打ち合わせメモから議事録を作る」。多くの人が毎週やっている作業です。

動画:メモから議事録を作る(通し実演)

🎯 この章のゴール

  • ひとつの業務を、Claude Code で最後まで完成させる
  • 「自分の仕事にも使える」という手応えを得る

⏱ 所要時間の目安

約40分

準備

第5章で作った練習フォルダ claude-practice の中で claude を起動した状態で始めましょう。


ステップ1:題材のメモを用意する

まず、議事録のもとになる「打ち合わせメモ」を Claude に作ってもらいます(本番ではご自身のメモを使います)。

入力欄に次のように打って Enter、許可して作成します。

「会議メモ.txt」というファイルを作って、次の内容を書いてください。

6/3 新商品の打ち合わせ
・発売は9月で決定
・名前はまだ未定、来週までに3案出す(田中さん)
・パッケージは緑色の方向
・予算は前回より10%増やす
・次回は6/10 14時から

これで、練習用のメモができました。


ステップ2:議事録にまとめてもらう

では本題です。このメモを、きれいな議事録に整えてもらいましょう。

「会議メモ.txt」を読んで、社内向けの議事録にまとめて、
「議事録_0603.txt」という新しいファイルに保存してください。

次の形式でお願いします:
- 会議名 / 日時 / 出席者
- 決まったこと(箇条書き)
- 宿題・担当者・期限(箇条書き)
- 次回予定

Claude は元のメモを読み取り、整理した議事録を作って 「保存していいですか?」と許可を求めます。内容を確認して許可しましょう。

ポイント

どのファイルを読んで」「どんな形式で」「どこに保存するか」をはっきり伝えると、思い通りの結果になります。


ステップ3:結果を確認する

claude-practice フォルダの中の 議事録_0603.txt を開いて、中身を見てみましょう。

メモが、見出し付きの読みやすい議事録に変わっているはずです。

メモから生成された議事録ファイルの中身
※イメージメモから生成された議事録ファイルの中身
出典[10] Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0(仮・後で差し替え予定)
必ず人の目で確認

AIが作ったものは、最後に必ず自分で確認しましょう。 日付・人名・金額など、大事なところが正しいかをチェックする習慣をつけてください。


ステップ4:直してもらう(修正依頼)

確認して「ここを直したい」と思ったら、そのまま会話で頼めます。

議事録の先頭に「議事録」という大きなタイトルを付けて、
「予算は前回より10%増やす」を太字の注意点として目立たせてください。

このように 「作る → 確認 → 直す」 をくり返して、完成度を上げていきます。


ステップ5:振り返り

おつかれさまでした!ひとつの業務を最後までやり切りました。

ここで大事な感覚をつかんでおきましょう。

Claude に任せられること自分でやること
文章を整える・形式を整える最終的な内容の確認
単純な書き換え・まとめ事実が正しいかの判断
繰り返しの作業「どうしたいか」を決めて伝える

✏️ やってみよう(あなたの業務で)

今日の題材は議事録でしたが、同じやり方で次のような作業もできます。1つ選んで試してみましょう。

  • 📧 箇条書きのメモから、お礼メールの下書きを作る
  • 🗂 フォルダ内のファイル名を、ルール通りに整える
  • 📋 長い文章を、3行の要約にする
本番フォルダで使うときは

慣れてきたら、実際の業務フォルダで claude を起動して使えます。 ただし セキュリティの章 を読んでから、扱ってよい情報か確認して使いましょう。

✅ チェックリスト

  • メモから議事録を1つ完成させた
  • できた議事録を自分で確認した
  • 修正を1回お願いして直してもらえた
  • 自分の業務での使い道を1つ思いついた

❓ つまずいたら

  • 「元のメモを読んでくれない」 → ファイル名が合っているか、同じフォルダにあるかを確認しましょう。
  • 「思った形式にならない」 → 形式を箇条書きで具体的に伝えると改善します。
  • 「結果が間違っている」 → どこがどう違うかを具体的に伝えて、修正を頼みましょう。

ここまでで基本はバッチリです。次からは応用編。次へ進んで、あなた専用の「エージェント」を作ってみましょう。